アジア通貨危機

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1997年のアジア通貨危機が世界経済に大きな影響を及ぼしたことは知っていますか?
今日はアジア通貨危機の原因についてお話したいと思います。

そもそも、通貨危機とは一体何であるのかということですが、「通貨危機」と言うのは金融危機などが原因となって特定の通貨が急落し、その国が崩壊してしまうのではないかと思うくらいに下がることを言います、通常の半値以下になることも珍しくありません。

97年のアジア通貨危機は、タイの通貨が現象が起こってしまったと言われています。

アジア通貨危機の原因

1997年の7月にタイの通貨であるバーツ(タイ・バーツ)が急落したのがアジア通貨危機の原因です。

当時アジアの多くは為替レートが固定されるドルペッグ制という方法を採用していました。
95年のアメリカの経済政策によって世界的な好景気となっていた為、アジアの通貨も上昇の一途をたどり、特にタイはヘッジファンドの投機対象として頻繁に買われていました。

しかし、好景気もいつかは終わりを迎えます、利益の出た投資家から徐々に売り抜けが始まった辺りから、タイバーツ通貨が過大評価され始めていると感じたヘッジファンド達が資金を一斉に引き上げ始めました。

それと同時にヘッジファンド達は買ったアジア通貨に対してショート(空売り)を始め、今度は空売りで利益を取る為にタイ・バーツの売り浴びせを行ったのです。
この時多くのファンドに交じって空売り仕掛けたのが、投資家ジョージ・ソロスの率いるヘッジファンドでした。

ジョージソロスのファンドが大量の資金を投じて空売りしたタイバーツ大暴落し、アジア通貨危機でジョージソロスは巨額の利益を得たと言われています。

当時のタイの首相チャワリット・ヨンチャイユットは通貨の切り下げは絶対にしないという強気の宣言を行ったものの、ジョージソロスを始めとするヘッジファンドは構わずアジア通貨の売り浴びせを続けました。

これによって急激に下がり始めたタイ・バーツを支えることができず、タイ政府は変動相場制に移行し、バーツの切り下げをせざるを得ない状態になったのです。

結果、タイ・バーツは過去にない暴落となり、1997年のアジア通貨危機に発展することになったのです。
当時24.5B/$だったバーツ通貨は半年後には50B/$、翌年には207.31B/$まで下落するという歴史的な下げを記録し、後にこれがアジア通貨危機と言われることになります。

元々はタイだけの問題で納まっていましたが、タイバーツの急落がきっかけで東アジアへと波及、そして東南アジアにも波及し、次第にアジアの通貨全体への影響を及ぼすアジア通貨危機と呼ばれるまでになってしまったのです。
我々の祖国である日本はもちろん、アジア通貨危機は韓国やインドネシアの通貨も連鎖的に暴落することになりました。

アジア通貨危機の他にも

歴史は繰り返すものです、もちろんアジア通貨危機だけが世界的な金融危機ではありません。

アジア通貨危機が原因とも言われている、翌年に起こったロシア通貨危機というものも存在します。
ロシア危機ではアメリカの巨大ヘッジファンドであるLTCM(ロングタームキャピタルマネジメント)が破綻するまでに至りました。

そして、先ほど少し紹介した、投資家ジョージソロスが活躍したポンド通貨危機というものもあります。
イングランド銀行VSジョージソロスでポンド通貨暴落、この際もジョージソロスは巨額の利益を出しましたが、今度はイングランド銀行が破綻するまでに至った通貨危機です。

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